例年9月第1週に科研費の公募が開始され,11月までの2カ月の間に申請する.公募が開始されたら,まずはその年の公募要領に一度は目を通すこと.必ずその年の変更点があって,ときにはとても重要なも … 特別推進研究: 新しい学術を切り拓く真に優れた独自性のある研究であって、格段に優れた研究成果が期待される1人又は比較的少人数の研究者で行う研究(3~5年間(真に必要な場合は最長7年間)2億円以上5億円まで(真に必要な場合は5億円を超える応募も可能)) どこにだしても採択率は(だいたい)一緒です. 若手の場合は若手研究と萌芽の2つを出すという手もあります.基盤bと萌芽も同時に狙えます. 重複を考えるわけです. また同じ研究グループや同じ研究室から何人も申請するときは, 審査部門や課題に対して戦略を練ることが大事です., 審査員にもよりますが「〜に関する研究」「〜の研究」「〜の解明」 はウケがよくありません., 審査員の方が評価を400字で書くとき見返すとしたら研究目的のページしかみないそうです(時間ないので)., なお,研究計画に無理があるものは第二段階の審査でたいてい見抜かれるそうです(基盤Aなど)., 審査は専門外の人が対応する場合もあるので,専門外の人がみてもわかるように書きます., 図の中に研究の背景とか目的を書いておきます. 自分の研究が紹介された新聞記事などがあれば積極的に引用しましょう(新聞記事の画像をデーンと載せる)., 一文一文は短いほうがいいです. 一つの文章はできる限り短くコンパクトに書きましょう., ほとんどの申請書を見る人は分野外で,よく分かってない(はず)なので 自信満々に書きましょう., 「〜と考えられる」「〜と思われる」「〜の可能性がある」はダメで, 「〜を見いだした」「〜できる」と書きます., と思っていたら,2018年から業績はオンライン(Research map)でチェックできるようになったので審査委員はわざわざ業績をいちいち見るのか疑問です., 分野外の人は,雑誌名をみてもわからないので 「この雑誌はネイチャー級よ」とか「インパクトファクターいくつ」 と書き込むのもありです., 科研データベースを徹底活用して知り合いや似た分野の人がどこに出しているのか調べます., 一度書いたら時間をおいて見直しです. 科研費の時期は論文書きと実験は基本的に禁止ですね., […] Coral Reefs The Deep-sea Marine Ecology […], 1981年生。生物海洋学者(博士)。JAMSTEC副主任研究員。現在、大きな問題となっている海洋プラスチックの研究に取り組んでいる。. 挑戦の結果について、当初の着想どおりとする者が半数 弱である一方、それを上回る約6割が当初の着想とは 違ったが、次につながる結果を得ている。 Q平成25年度に終了した「挑戦的萌芽研究」で得た結果 について、以下から選択してください。 科研費による成果 ; 学術研究課題の最前線(大型種目・新規採択概要) 科研費 研究成果トピックス; 科研費news . 科研費パンフレット ; 科研費faq ; 科研費の「基金化」 オープンアクセス化 ; 研究概要・成果 . 悩んで書いたぶん,不採択になるとやっぱり凹みます.... 以前,科研費の書き方のコツを教えてもらったことがあります., それを実践したら科研費が4回連続で通りました!! 真似したら通った「感動のコツ」を紹介しちゃいます., そうなんです.ありがたくも審査をしてくださる方はボランティアで大量の申請書に目を通しています., 萌芽とか基盤研究の申請書は,電話帳のように分厚い応募書類が 何冊もくるそうです. だいたい一人あたり70−150件とか., ところで,審査員が申請書を評価するときに読んだ申請書の何がよくて何がダメかを「400字程度」で 書かないといけないことはご存知ですか?, というわけで,審査委員が1件の応募に審査できる時間は長くても15-20分程度,短ければ5分です., 申請書に対して1から5の点数をつけていくわけですが, 相対評価のため満点の5点は審査した応募のうち10%まで! というルールがあります.. ※日本学術振興会では科研費LaTeXにおいて作成された添付ファイル項目をアップロードすることで研究計画調書が自動生成されることは確認しておりますが、科研費LaTeXの動作確認を詳細に行う環境がないため、文字化けが発生しないなどの細部にわたる動作を保証するものではありません。 若手の場合は若手研究と萌芽の2つを出すという手もあります.基盤Bと萌芽も同時に狙えます. 令和元(2019)年度科研費「挑戦的研究(開拓・萌芽)」の審査結果の開示について このことについて、科研費電子申請システム上で開示を開始しましたのでお知らせします。 詳細な閲覧方法は、研究者向け操作手引(審査結果開示用)をご参照ください。 科研費申請書類の書き方のコツ 科研費業務を通して多くの研究計画調書を読んできました。 通る書類、通らない書類の違いはほんの少しだけ!その違いを丁寧にお伝えします。 << © 2020 サンゴ礁と深海の研究 All rights reserved. 9月に入ると研究者の最大の関心事の1つ,科研費の公募が開始されます.いうまでもなく,「科研費の獲得」は研究継続のための手段であり目的ではありません.ですが,科研費に採択されることが何より難しいという声を多数いただきます.そこでこのウェブコーナーでは,10万人以上が活用してきた科研費応募のバイブル「科研費獲得の方法とコツ」(児島将康/著)から一部を抜粋・改変し,初めて科研費を申請する研究者,科研費申請に不慣れな研究者へ向けて,応募に際して考えておくべきことを全6回にわたってご紹介いたします., 1988年宮崎医科大学大学院博士課程修了(医学博士).日本学術振興会特別研究員を経て,'93年国立循環器病センター研究所生化学部室員,'95年より同室長,2001年より久留米大学分子生命科学研究所遺伝情報研究部門教授., 「毎回のように採択されている人はどんな申請書を作っているのだろうか?」という疑問から,あらゆる研究者の申請書を調査し,書き方のノウハウを培ってきた.2009年に「実験医学」誌で連載した「科研費獲得の方法とコツ」のあまりの人気から翌年には同名の書籍を発行.爆発的にヒットし.爆発的にヒットし,その読者は理系文系を問わない.全国の大学・研究機関からセミナーを依頼され,応募シーズン前後には15件近くをこなす.申請書の添削指導も行っており,指導された人の採択率は7〜8割にも.姉妹作として『科研費申請書の赤ペン添削ハンドブック』を2016年刊行., 例年9月第1週に科研費の公募が開始され,11月までの2カ月の間に申請する.公募が開始されたら,まずはその年の公募要領に一度は目を通すこと.必ずその年の変更点があって,ときにはとても重要なものがある.また申請書の書式もしばしば変更されるので,申請書上部の説明を読んでおくこと.なお,平成29年6月現在,平成30年度助成の公募から,審査のしくみと区分だけでなく,申請書の書式も変更になることが決まっている., 科研費で基本的な研究種目は「基盤研究」と「若手研究」なので,まずはこれらのどれかの種目に応募することを考えよう.年齢と実績によって基盤研究か若手研究のなかから1つと,それに加えて,もし自分の研究に適した研究領域があれば新学術領域研究の公募研究に申請することが基本的な応募方法だと思う., 基盤研究にはS,A,B,Cの4種目がある.基盤研究(S)と基盤研究(A)は採択率がそれぞれ,14.5%,24.4%だが,応募者のレベルが非常に高く激戦である.読者には基盤研究(C)に応募する研究者が多いかと思う.基盤研究(C)が科研費の一番ベーシックなものであるし,採択数も多い.平成28年度の基盤研究(C)の新規採択率は29.9%である.また実際に審査した経験からいうと,基盤研究(B)と基盤研究(C)の間には,かなりのレベルの違いがある.両者の採択率はほとんど変わらないが,基盤研究(B)になると優れた業績(ということはインパクトファクターの高い雑誌に掲載された論文)をもっていて,これまでにも基盤研究(B)以上の研究費を獲得している研究者が多く,かなりハイレベルの競争になる.一方,基盤研究(C)になるとある程度の発表論文さえあれば十分に採択される., 本来なら必要とする研究費の額に応じて基盤研究(A),基盤研究(B),基盤研究(C)のなかのどれに応募するか選択するのがよいのだろうが,実際には自分の研究レベルを考慮して選択するのがよい.あまり実績がないのに多額の研究費が必要だからと,いきなり基盤研究(A)に応募しても採択される可能性は非常に低い.基盤研究(C)や後述する若手研究からスタートして,実績を積んで上位レベルの種目にチャレンジするのがよい.もちろん,この数年内にCNS(Cell,Nature,Science)三大誌などの業績があり,自信のある人は積極的に研究費の大きな種目にチャレンジするべきだろう., 平成30年度公募から若手研究(A)が基盤研究に統合廃止され,従来の若手研究(B)をもとにした「若手研究」1種目だけになる予定である.若手研究といっても応募要件が,これまでの39歳以下から博士号取得後8年未満の者に変更されたため,必ずしも「若手」だけの研究種目ではない.この「若手研究」に応募する読者も多いと思う., 注意点は,若手研究に関しては受給回数制限があり,交付決定を受けた場合には2回まで研究費を受給できる.つまり若手研究で2回採択されて研究費をもらったら,若手研究の年齢制限内であっても基盤研究などに種目を変更して応募しなければならない.「交付決定を受ける」とは,採択されて交付内定の通知をもらった後に研究者が交付申請を行って交付決定されることで,交付内定を受けた後に交付申請を出さずに辞退したときには受給回数に含まれない., 若手研究は研究者が科研費に最初に応募する種目であり,その採択率は30.1%〔平成28年度の若手研究(B)のデータ〕である.当然,論文などの業績はまだ十分ではないことは審査委員も承知しているから,研究計画の内容が重要である.計画している研究内容がその「若手」に実現できるのか,その点をしっかりと示さないといけない.そのために,身につけている実験テクニックや手法,研究環境などをアピールすることだ., 挑戦的研究(開拓・萌芽)は平成29年度の公募から開始された種目である.この応募種目が従来の挑戦的萌芽研究のころから申請書には業績欄がない.このことから研究業績がない,つまり発表論文がここ数年ないので挑戦的研究に出すという人がいる.しかし挑戦的研究は業績がない人のための応募種目ではない.あくまでも「斬新な発想に基づき,これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを志向し,飛躍的に発展する潜在性を有する研究計画」が対象である.実際のところ挑戦的研究は,挑戦的研究(開拓)が基盤研究(表1参照).これらの種目に応募する研究者も重複申請することを考えると,やはり激戦である.だから研究業績がないから挑戦的研究に応募するのではなく,本当に挑戦的研究にふさわしい研究テーマだけを挑戦的研究に出すべきだと思う.このような理由から,まだ業績の少ない人は挑戦的研究は避けて,まず基盤研究や若手研究に出すべきだと思う.なんとか発表論文を増やして,基盤研究や若手研究に応募する方が,採択される確率は高い., 新学術領域研究は研究費の額が大きく魅力的である.計画班に入ることができれば年間数千万円で5年間の研究費があり,これだけでゆとりをもって研究に打ち込める.また公募研究も研究期間は2年間だが研究費が年間300〜1,000万円と,基盤研究(C)や若手研究よりも金額が大きい.また,新学術領域研究の公募研究には2領域に応募できる., 私自身,新学術領域研究では計画研究と公募研究で採択された経験があるが,単に研究費の1つというだけでなく,領域メンバーとの情報交換や共同研究の実施などによって,非常に得るところが多い.自身の研究に適した領域があれば,ぜひ応募することをお勧めする., 新学術領域研究の公募研究は,平成29年度申請時には文部科学省が審査を行っていて,申請書も文部科学省のホームページから入手する., また日本学術振興会の科学研究費助成事業のホームページからも,「メニュー」→「各種目のページ」→「新学術領域研究(研究領域提案型)」,とたどっていくと公募要領や申請書を入手できる., 研究活動スタート支援だけは応募期間が異なり,通常は3月から5月までなので注意しておこう., 基盤研究(S)と基盤研究(A)の新規の応募者は,挑戦的研究の(開拓)か(萌芽)のどちらか,および新学術領域研究の公募研究(2領域に応募可能)と合わせて,最大5つの研究種目に応募できる.基盤研究(S)か基盤研究(A)の継続の者は,挑戦的研究の(開拓)か(萌芽)のどちらか,および新学術領域研究の公募研究(2領域に応募可能)と合わせて,最大4つの研究種目に応募できる., 基盤研究(C)と若手研究の新規の応募者は,新学術領域研究の公募研究(2領域に応募可能)と合わせて,最大3つの研究種目に応募できる(継続の者は最大2つ)., 挑戦的研究(開拓)の新規の応募者は,基盤研究(S)と基盤研究(A)の両方,および新学術領域研究の公募研究(2領域に応募可能)と合わせて,最大5つの研究種目に応募できる(継続の者は最大4つ)., 挑戦的研究(萌芽)の新規の応募者は,基盤研究(S)と基盤研究(A)の両方か基盤研究(B)のみ,および新学術領域研究の公募研究(2領域に応募可能)と合わせて,最大4ないし5つの研究種目に応募できる(継続の者は最大3 ないし4つ)., 新学術領域研究の公募研究の継続・新規応募者のうち,基盤研究(S)か基盤研究(A)(あるいは両方の応募が可能)に応募する者は,他に挑戦的研究(開拓・萌芽)に応募できる.また新学術領域研究の公募研究の継続・新規応募者のうち,基盤研究(B)に応募する者は,挑戦的研究(萌芽)に応募できるが,基盤研究(C)か若手研究に応募する者は他には応募できない., このように科研費は複数の種目に応募することが可能なので,できるだけチャンスを活かして応募しよう., 表2は著者がこれまでに同一年度に複数採択された種目の一覧表である.基盤研究(B)と挑戦的萌芽研究(萌芽研究),新学術領域研究(特定領域研究)などの重複可能な種目に応募していくつかは採択された., 平成26年度公募から,日本学術振興会特別研究員のうちSPD・PD・RPDの者は,科研費の一部種目に応募できるようになった.PDは大学院博士課程修了者を,SPDはPDのなかの特に優れた者,RPDは出産・育児によって研究を中断していた者を対象とした特別研究員である.もちろん科研費自体の応募資格を満たしている必要がある.すなわち,1章のくり返しとなるが,①応募時点において,所属する研究機関から次の3つの要件を満たす研究者であると認められ,e-Radに研究者情報が登録されている者で,②科研費やそれ以外の競争的資金で,不正使用,不正受給または不正行為を行ったとして「その交付の対象としないこと」とされていない者は応募できる., である.なお,応募できる種目は基盤研究(B, C),若手研究,挑戦的研究,新学術領域研究の公募に限られる., 特別研究員の方は研究活動を続けるためにいずれは科研費に応募しなければならなくなるので,経験を積む意味でもぜひともチャレンジしてほしい., ※本コーナーは『科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版』(2017年8月発行)から抜粋したものです.記載内容は発行時点における最新の情報に基づき,正確を期するよう,最善の努力を払っております.しかし,本記事をご覧になる時点において記載内容が予告なく変更されている場合もございますのでご了承ください., ©2019 YODOSHA CO., LTD. All Rights Reserved, 科研費の初心者は基盤研究(C)か若手研究から応募をスタートして,実績と経験によって上のレベルの種目にチャレンジしていこう., 研究機関に,当該研究機関の研究活動を行うことを職務に含む者として,所属する者(有給・無給,常勤・非常勤,フルタイム・パートタイムの別を問わない.また,研究活動そのものを主たる職務とすることを要しない.)であること, 当該研究機関の研究活動に実際に従事していること(研究の補助のみに従事している場合は除く.), 大学院生等の学生でないこと〔ただし,所属する研究機関において研究活動を行うことを本務とする職に就いている者(例:大学教員や企業等の研究者など)で,学生の身分も有する場合を除く.〕.