妊娠中は胃痛の症状に悩まされる妊婦さんも少なくないかもしれません。妊娠中に胃痛が起こる原因を初期、中期、後期の時期別に詳しく解説します。妊娠中の胃の痛みにはどのような対処をしたらよいのでしょうか。, 胃痛の症状があるときは、食事を控え胃を休めるようにしてください。ぬるめの水、白湯を飲むと胃痛が和らぐことがあります。胃痛が収まってきたら、温かく消化の良いものを少しずつ食べるようにしましょう。, 安静にすることも大切です。右側を下にして横になるのが理想的ですが、お腹が大きいと難しいこともあるでしょう。衣服をゆるめ楽な姿勢で横になりましょう。, 妊娠中は胃痛や胃もたれなど胃腸の不調が続くこともあります。妊娠による、ホルモンバランスや身体の変化が原因の場合も多いですが、胃の痛みは我慢せずに病院を受診し医師に相談することが大切です。胃痛を予防するためには、よく噛んで食べるなどの食事の摂り方や辛い物など胃へ負担を掛けやすい食材を避けるようにしましょう。ストレスが胃痛の原因になることもありますので、妊娠中は穏やかにすごせるように心掛けたいですね。, 信州大学卒医学部卒業。東海大学医学部客員講師、日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。長年、大学病院で婦人科がん治療、腹腔鏡下手術を中心に産婦人科全般を診療。2017年田園調布オリーブレディースクリニック院長に就任。患者さんのニーズに答えられる婦人科医療を目指し、最新の知識や技術を取り入れています。気軽に相談できる優しい診療を心がけています。, 妊娠中は体にさまざまな変化が起こりますが、なかには頭痛に悩む方も。片頭痛などのよくある頭痛と、妊娠中に起こる頭痛はどのような違いがあるのでしょうか。今回は、妊娠中に起こる頭痛の原因や対処法、受診の目安について解説します。, 妊娠中につわりを経験する妊婦さんの中には、胸焼けを起こす場合があるかもしれません。つわりで胸焼けを起こした場合はどのような対策をとるとよいのでしょうか。つわりの症状と似ている逆流性食道炎との違いや、つわりで胸焼けが起こったときに食べてもよい食べ物について、産婦人科医監修のもと解説します。, 妊娠中にくしゃみをするとお腹が痛いと感じることもあるでしょう。激痛が走ったり、下腹部痛があると、赤ちゃんのことが心配になる妊婦さんもいるかもしれません。今回は、くしゃみによる腹痛の原因や赤ちゃんへの影響、痛みを軽減する方法、くしゃみの予防方法について解説します。, 妊娠中の発熱や出血が赤ちゃんに影響しないのか不安になることもありますよね。妊娠初期に高熱がでたとき、ママはどのような対処をしたらよいのでしょうか。妊娠中に熱が出る原因や39度以上の高熱がでたときの風邪薬の服用や対処法、高熱がもたらす流産のリスクはあるのかについて解説します。, 妊娠中、副鼻腔炎になる妊婦さんは少なくないようです。胎児への影響を考えて、妊娠中は抗生物質や痛み止めなどの薬の服用ができない場合にどのような治療を行うのでしょうか。大人の副鼻腔炎の症状と、自然治癒するのかや妊娠中に副鼻腔炎になったときのホームケアについて解説します。, 妊娠中、疲れやすいと感じる妊婦さんは多いのではないでしょうか。妊娠初期から6カ月、7カ月頃、後期に渡り疲労感の種類が異なるかもしれません。妊娠するとなぜ疲れやすくなるのかを時期別にご紹介します。また、疲れを感じたときの対処法について産婦人科医監修の元、解説します。, 冷凍食品はお弁当のおかずとしても活用できるため、普段から取り入れているママもいるのではないでしょうか。妊娠中に冷凍食品を食べてもよいのか心配になるママもいるかもしれません。妊娠中に冷凍食品を食べるときの注意点について解説します。, 妊娠中に便秘の症状がつらいとき、市販の便秘薬や漢方を飲んでもよいのでしょうか。妊娠中の便秘薬の服用について解説します。また、妊娠中の便秘の対策法についても併せてご紹介します。, 妊娠中に排尿時の下腹部痛、残尿感などの症状があるときは「膀胱炎」かもしれません。膀胱炎は妊娠中に注意しなければいけない病気のひとつです。膀胱炎は自然治癒するのでしょうか。妊娠中の膀胱炎の症状や原因、治療法について詳しく解説します。, 妊娠中の腹痛はよく見られる症状の1つですが、妊娠初期に腹痛を感じると心配になる妊婦さんは多いでしょう。妊娠中に起こる腹痛の原因や腹痛を感じやすい場所と対処法をご紹介します。また、注意が必要な腹痛や病院に行くべき腹痛の症状について併せて解説します。, 妊娠してから肌荒れがひどいと感じるようになった人はいるのではないでしょうか。肌荒れは妊娠の初期症状として現れやすい症状の一つです。妊娠中の肌荒れはいつから始まっていつまで続くのでしょうか。妊娠中の肌荒れの症状と原因、何科を受診したらよいのかについて解説します。, マタニティブルーは産後だけでなく、妊娠中にもなることがあるのでしょうか。マタニティブルーの原因やいつから始まっていつまで続くのかについて解説します。またマタニティブルーの症状と対策方法についてもご紹介します。, 公園ピクニックやお外ランチにも! 子どもとのおでかけにぴったりなPascoの「超熟」サンドイッチアレンジ, 子育て中のママ・パパに向けて、「育児や仕事」「子どもの遊びや教育」「健康」などをテーマにおすすめ記事を毎日更新。子育てをさらに楽しくするアイディアを提案します!, 子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」は子育て中のママ・パパに向けて、「妊娠の病気・トラブル」をテーマにおすすめ記事を毎日更新!「妊娠中になりやすい病気は?」「病気の初期症状や予防方法は?」など、知りたい内容盛りだくさん! 妊娠の病気・トラブルをはじめ、子育て中のママ・パパが気になる疑問を少しでも解消し、「私と同じ気持ちの人って他にもいるんだ!」と共感したり、子育てをさらに楽しくするアイディアを提案するメディアを目指しています。, 私も胃痛ありました!特に夜になると痛くなることが多かったです。市販の薬は心配だったので産科, 胃痛…ありました…。妊婦健診の際に相談して薬などもいただきました。ストレスからくる痛みだっ, 後期になるにつれてお腹が大きくなるので圧迫されて胃痛になることが多いですよね!私は食べたあ, 今思えば3人目の時に胃痛があったような…後期はお腹の張りも多く、どこが痛いのかもよく分から, 妊娠初期からつわりで吐くせいか胃痛がひどく眠れませんでした。辛い時は胃薬を処方してもらい飲, 後期によくなりました。なんとなくお腹が痛くて、食べすぎると必ず胃が痛くなっていました。妊娠, 妊娠中の仕事中に急に胃が痛くなり薬局で、妊婦でも飲める胃薬を購入したことがあります。服用後, 大きなお腹に圧迫されて胃もたれになることはよくありましたが、胃痛になったことはありませんで, 胃痛は感じなかったけどお腹の子に蹴り上げられて胃が痛いなんてことはよくありましたね…, 胃痛あるようですね、。後期になるに近づくと胃を圧迫してしまうこでそいうことが多いようです, 元々胃腸があまり強くないこともあり、妊娠中も胃が痛くなることがありました。横になってしばら, 初期からつわりがひどく、安定期に入っても胃がむかむかしたりゲップに悩まされました。, 妊娠中ってほんとにびっくりするほど色々なトラブルが起きるもの…。不安になってしまうと思うの, 胃痛私はあまり感じていませんでした、というのも胃が圧迫されないようになるべく食事量を少なく, 【産婦人科医監修】妊娠中は胃痛になりやすい?初期・中期・後期それぞれの胃痛の原因と対処法, 胃痛や胃もたれなどの胃のトラブルは、妊娠期間中はいつでも起こる可能性がありますが、時期によって原因が異なります。, 妊娠初期はホルモンバランスの変化によって、つわりの症状が起こりやすく、ストレスが溜まりやすい時期です。吐き気や嘔吐、食欲不振などのつわりの症状が胃に負担をかけ胃痛の原因になります。, によって、胃の粘膜が弱くなってしまったり、胃酸が過剰に分泌され、痛みを引き起こす場合もあります。, 妊娠中期(妊娠5〜7カ月)に入ると、つわりの症状が落ち着いてくる妊婦さんも多いでしょう。安定期と呼ばれるこの時期から、お腹のふくらみが目立つようになってきます。, 胃が圧迫されると、胃腸の働きが弱くなり、胃痛や胃もたれ、吐き気などの原因になりやすいです。, 胃を圧迫する力や範囲が広がることで、胃腸の働きが弱くなり、胃酸が食道に逆流してしまう「逆流性食道炎」が原因で胃痛が起こることもあるでしょう。, 予定日が近づくにつれ、赤ちゃんの位置が下がっていくため、胃の圧迫がなくなり、胃痛や胃もたれの症状が落ち着くことが多いですが、睡眠不足やストレスが原因で起こりやすい神経性胃炎、急性胃腸炎には注意が必要です。, 胃痛の症状がつらいとき、胃薬を使用したいと思うときがあるかもしれません。市販の胃薬の成分の中には妊娠中に服用するとお腹の赤ちゃんに影響する薬があります。, 胃痛や腹痛といっしょに発熱や嘔吐、下痢などの症状がある場合は、急性胃腸炎などの感染症や食中毒の可能性があります。, 吐き気などのつわりの症状がつらいとき、便秘など気になる症状があるときは、我慢せずに病院を受診した方がよいです。, 妊娠中、胃腸の働きが弱っているときに、胃が空っぽになる時間が長いと、胃酸によって胃の粘膜が刺激され胃痛を起こすことがあります。また、食べすぎも胃痛の原因になりやすいです。, 胃痛を予防するためには、空腹や食べすぎを避け、胃に負担を掛けない食生活を心掛けることが胃痛予防に繋がります。, 食べ物を消化しやすい状態にすると胃が痛くなりにくいです。1度にたくさんの量を食べるより、少しの量を数回に分けて食べる方が胃への負担は少ないです。, 唐辛子などの刺激物は、胃酸の分泌を促進することもあり、食べすぎると胃痛の原因になります。, つわりの症状があるときや胃が弱っているときは、辛い物や刺激物、消化の悪い食べ物を控えましょう。ヨーグルトなど腸内環境を整える食べ物やおかゆやバナナなど柔らかく、お腹に優しい食べ物を摂るようにしましょう。, 身体の冷えが胃痛の原因になることもあります。冷たい飲み物を一気に飲まないようにしたり、服装に気をつけるなど身体を冷やさないように心掛けましょう。, 出産のための入院セットを揃えるとき、何を用意する必要があるのか知りたいママもいるでしょう。いつごろから準備するとよいのか気になる場合もあるかもしれまんせん。今回は、出産のために入院セットを揃えた時期や、入院時に必要なもの、服装や日常アイテム、出産後のために必要なアイテムをご紹介します。, 産休や育休中、保育園は利用できるのでしょうか。きょうだいが増える予定や増えたママの中には、上の子が退園になるのかや、預ける時間が変化するのでは?と疑問に思っている人もいるかもしれません。周りのママたちの声を参考に、産休や育休中も保育園を利用するための手続きなどを調査しました。, 妊娠中、つわりに悩む妊婦さんはたくさんいるでしょう。治まったと思っていたつわりがぶり返してくるとお腹のなかの赤ちゃんに悪い影響があるのではと心配に思うかもしれません。つわりにぶり返しはあるのか、原因やぶり返したときの症状、対策などを解説します。. などの痛みの特徴があります。, 妊娠中は、体が思うように動かせなかったり、ホルモンバランスが乱れて情緒不安定になったりすることでストレスを感じるようになり、胃痛を発症する人もいます。, ストレスを感じると、体は血行が悪くなるので、胎児への血流も停滞します。継続的に血流が滞ると胎児の発育へ影響が出て、早産や流産につながる可能性もあります。, 精神的ストレスであれば、おしゃべりをして発散する、趣味に没頭する、体に負担がない程度の散歩をしてリフレッシュする。, 使用したい場合は、事前に医師や薬剤師に確認が必要です。自己判断で使用するのは控えましょう。, 妊娠全期間で禁忌とされているのは、NSAIDs(アスピリンやイブプロフェン)のジクロフェナクです。この薬剤は、特に妊娠後期で分娩時及び新生児への影響が起こる可能性が知られています。 また、妊娠後期はロキソプロフェンナトリウムが禁忌とされています。, 食事が胃に入ると胃酸が分泌されるので、傷ついている胃の粘膜を刺激して痛みを感じます。, 一度に食べる食事量を減らし、胃酸分泌を抑えることもできますが、妊娠中は、食べられないと何かと体にも胎児の発育にも不安があります。, 強いストレスがあると、胃痛以外にも自律神経が乱れ、下痢や便秘の症状が出る人もいます。, 1回限りの胃痛であれば、食べ過ぎなどが原因だと思われますが、何度も繰り返し痛みがある場合は、病気を患っている可能性があります。, 公式サイトからの購入なら、5000円以上で送料無料、新商品やアウトレット品も見つかります。, 公開日:2019-11-08 | 更新日:2020-08-06, ストレスを受けると自律神経が乱れ、胃や腸の動きが停滞、胃酸の過剰分泌を招き、胃痛を引き起こします。, 暴飲暴食、脂っこいものや消化の悪いものを大量に食べたりすると、胃液が大量に分泌され、胃の粘膜を傷つけて胃が痛くなります。, 胃痛が、妊娠に影響するとは考えにくいです。ただし、慢性的に胃痛があり食事が満足に取れないと、胎児の発育に影響が出る可能性もあります。, 妊娠中でも使用できる薬(PPI・H2ブロッカー・D2ブロッカー・胃粘膜保護薬・抗コリン薬)は、病院では処方してもらえます。, ※「上から2番目の画像が不鮮明」「最初の段落の◯◯という情報の追加を希望する」等、問題箇所についてご指摘いただけたら幸いです。. 妊娠中に痛み止めは使っていいのか、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのか、お医者さんに聞きました。, 食べ物やマッサージなど、胃痛を緩和できる方法と、下痢や嘔吐を伴うときの胃痛の原因として考えられることを解説します。, 副院長石野博嗣 CTRL + SPACE for auto-complete. ヨーグルトを適切なタイミングで摂取すれば、胃痛や胃もたれを改善することができます。ただし、食べ方を間違えると胃によけいな負担がかかり、逆効果になることもあるので注意が必要です。胃痛の時の食べものは?500人以上の医師がバナナよりヨーグルトを 2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科 先生, 1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医 現在 石野医院の副院長, ・シクシク痛む 2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理 ・キリキリ痛む 妊娠初期につわりとともに胃痛が起こることがありますが、妊娠後期にも胃痛を感じるママが多いようです。妊娠後期になぜ胃痛が起こるのでしょうか。病気の可能性や胃痛の対処法についても解説していきます。 ・キューっと痛む Write CSS OR LESS and hit save. 2020年2月26日 2分 「妊娠中の胃痛、胃もたれ…。」 「つわりの復活???」 こんにちは、つるこです。 妊娠5 つわりから解放された安定期に入れば、赤ちゃんも順調に成長しお母さんも体調の良い日々が続きますね。このまま出産まで続けばいいなと思ってしまいますが、赤ちゃんが更に成長していくと、再び体のあちこちの不調に悩まされるようになってきます。, 特に妊娠後期から臨月にかけて、胃痛や胸焼けなどつわりの気持ち悪さがぶり返したように感じる妊婦さんが多く、これらの症状を「後期つわり」と呼んでいることも多いです。妊娠後期から臨月は出産準備や体調管理など中々忙しいのですが、胃痛に悩まされていては準備も進まなくなってしまいます。, そこで、この忙しい時期少しでも胃痛の症状を改善させるためには何が必要なのか、どうすればよいのかを詳しくご紹介していきましょう。, 後期つわりとも呼ばれる妊娠後期から臨月にかけての胃痛ですが、どのような症状が現れるのでしょうか。食べ物が胃に入ると、胃は消化液を分泌して食べ物を細かくします。, この消化液は酸性が強いのですが、通常ならば胃の中で機能するはずが何らかの原因によって胃の上部や食道で逆流してしまうことがあり、それが胃痛につながります。, 特に妊娠後期から臨月にかけての胃痛で特徴的なのが、夜間のキリキリするような胃痛かも知れません。妊娠後期の特徴的な体型変化に加えて、食後消化液が盛んに分泌されると胃が空っぽになってもその状態が続くため、胃の粘膜や食道を刺激して痛みを感じるのです。, 夜間に胃痛が続くと、それ自体がストレスとなって睡眠障害に陥ってしまう妊婦さんもいらっしゃるため、そのうち治るからと我慢せずに、辛い時は積極的な対策が必要です。, 赤ちゃんが順調に成長しても、つわりのような胃痛がぶり返してくると毎日が憂鬱になってしまいますね。妊娠後期から臨月にかけての胃痛は、お母さんの体の変化が大きく関わっています。, もしかしたら、この時期の胃痛は出産のための準備が少しずつ始まっている証拠なのかもしれません。そこで、何が原因で胃痛につながるのか、詳しく見ていきましょう。, 妊娠後期から臨月にかけては、姿勢を変えるのも辛いくらいお腹が大きくなります。それもそのはず、赤ちゃんは臨月には平均3000g前後の体重になり、妊娠前は鶏の卵大だった子宮は上から下までの子宮底長が30cm程度になり、お母さんの体型によってはみぞおちを超えてしまう場合もあります。, そこまで大きくなれば腸や膀胱だけでなく胃や肺までも押し上げるため、消化液が胃の入り口や食道に届いて胃痛や気持ち悪さを伴うようになります。, 妊娠中はエネルギーとなる炭水化物をメインとして赤ちゃんに栄養を送りますが、加えてたんぱく質やミネラル・ビタミンも赤ちゃんに優先的に回ってしまうため、お母さんはどうしても筋力が落ちやすい状態になってしまいます。, 体の臓器は筋肉で出来ていますから、筋力の低下につられてこの時期消化不良を起こしやすいだけでなく、便秘やスキントラブルも現れやすくなります。妊娠前から消化不良に悩まされていた方は、胃痛や気持ち悪さが加速してしまう時期かもしれません。, 臨月に入り赤ちゃんが出産準備のため下に移動すると、胃の圧迫感がなくなって悩まされていた気持ち悪さや胸焼けがスッキリする妊婦さんも多いです。胃がスッキリすれば、今まできちんと食べられなかった分ついつい食べ物に手が伸び、食べる回数や量が増えてしまう方もいらっしゃるでしょう。, 妊娠中でなくとも食べ過ぎれば胃痛や腹痛が起きるパターンは多いですから、ホルモン分泌や胃腸機能が低下している妊娠中ならば、更に胃痛が起きやすいと考えられます。, 特に臨月の食べすぎは、巨大児や産道に脂肪が付いて出産トラブルの可能性がアップするなど良い事は一つもありませんから、出産まで気を引き締めていきたいものです。, 出産までのカウントダウンが始まると、入院準備や入院・里帰り中の夫の生活の準備、産後の手続きなど何かと忙しいのに加えて、自分はちゃんと赤ちゃんが産めるのだろうか、赤ちゃんは無事に生まれてきてくれるだろうか、とふと不安になってしまう事も多くなります。, こういったことが重なるとストレスとなり、機能低下している胃腸にダイレクトに影響して胃痛や消化不良といった症状が現れます。色々心配な気持ちも十分理解できますが、自分の体と赤ちゃんを信じて準備を進めていきましょう。, 妊娠中に起こるホルモンバランスの急激な変化は、実は胃痛にも関係しています。妊娠初期から妊娠後期まで分泌量が多くなるプロゲステロンは、子宮の筋肉を緩めて妊娠状態を維持させる働きがあります。, また子宮だけでなく消化器官の筋肉をも緩めてしまうため、便秘になったり胃酸が逆流して胸焼けや胃痛を引き起こすのです。臨月に入ればプロゲステロンの分泌は減少しますが、代わりにエストロゲンとオキシトシンというホルモンの分泌が増加します。, オキシトシンは子宮収縮を促すホルモンで陣痛促進剤にも使用されていますが、このホルモンの働きが胃腸にまで影響し、胃が収縮して痛みを感じるようになるのです。ただ、臨月で胃痛が現れた時はいよいよ出産までカウントダウンが始まったのかもしれません。いつ陣痛が起きても良いように準備をしておきましょう。, 妊娠後期から臨月にかけての胃痛はよくある事、といっても、辛い時は我慢せずに病院で相談してください。この時期に良くある胃痛なら問題ないのですが、もしかしたら病気が隠れている可能性があるかもしれません。, 早い段階で相談すれば、もし病気だった場合に病院側も早期治療が可能になりますから、出産や産後に影響する可能性も少なくなります。それでは、この時期の胃痛で疑われるような病気はどのようなものがあるか、見ていきましょう。, 妊娠20週から産後12週までに高血圧を発症した場合、妊娠高血圧症候群と呼ばれます。妊娠高血圧症候群は重症化すると子癇・HELLP症候群・常位胎盤早期剥離・胎児発育不全など、お母さんと赤ちゃん双方に命の危険が及ぶ非常に怖い病気です。, 妊娠高血圧症候群は自覚症状があまりないため発見が遅れがちという難点がありますが、子癇やHELLP症候群には予兆ともいえる症状が表れることがあります。, たとえば子癇は目のチカチカや強い頭痛といった症状で、HELLP症状群には上腹部痛やみぞおち付近が急に痛む症状があらわれます。, 今までまったく問題なくても出産間近に妊娠高血圧症候群を発症する妊婦さんも少なくありませんから、急に強い胃痛がした時は頭痛やむくみの悪化がないかをチェックし、病院を受診してください。, 子宮に圧迫されて再び便秘になりやすいこの時期、胃痛とともに便秘症状が重くなったり下痢が長く続く・ガスがたくさん出る時は、もしかしたら過敏性腸炎症候群の可能性があるかもしれません。, 腸の不快感や便通異常といった症状があるのに、検査をすると異常が見つからないのが過敏性腸炎症候群の特徴で、腸の異常ではなくストレスが原因と言われています。, 妊娠中はちょっとしたことでもストレスを感じる事が多いですから、それが積み重なれば胃腸の痛みを引き起こすのも無理はないかもしれません。, 妊娠中は整腸剤や下痢止めなどの薬が飲めないからと我慢してしまいがちですが、悪化すれば妊娠中や産後の生活にも影響しかねません。現在は妊娠中でも服用できる薬がありますので、思い当たる方は我慢せずに病院で相談してください。, 菌によって胃の粘膜が炎症を起こして赤くただれた状態になってしまうのが胃潰瘍ですが、暴飲暴食や生活習慣の乱れ以外にもストレスが大きな原因に数えられます。, 妊娠中は普段なら気に留めないことでもストレスを感じてしまう事が多く、加えて免疫力も低下したままの状態ですから、後期つわりとは違う強い胃痛や胃もたれ等の症状が続く時は胃潰瘍を疑っても良いかもしれません。, 胃潰瘍は胃の粘膜に生息するピロリ菌と深い関係がありますが、このピロリ菌退治には抗生剤の服用が必須です。, ただ妊娠中や産後は服用できないので、病院では粘膜保護薬や胃酸抑制薬といった妊娠に影響のない薬を処方するに留まります。胃潰瘍改善には、ストレスを緩和する・ピロリ菌抑制に効果的な食品を食べるなど、毎日の生活の見直しも大事になってくるでしょう。, 胃痛がひどい場合は、病院で症状を緩和する薬が処方されます。医師が処方するものですから、赤ちゃんへの影響はないと思ってよいのでしょうが、それでもやはり気になってしまう妊婦さんも多いでしょう。, そんな方には、日々の暮らしや食事の中で胃痛を緩和するちょっとしたポイントをご紹介します。, 胃痛がひどくなってからでは効果のない可能性もありますから、なるべくなら「ちょっと胃がチクチクするな」くらいの症状が軽いうちに試してみましょう。, 胃の内部を覆っている粘膜は、強い胃酸から胃を守るための大事な役目があります。しかし、食事内容やストレス・免疫力の低下によって粘膜がはがれてしまうと、胃酸が直接胃に触れて炎症を起こし胃痛が発生するようになります。, これを見ると妊娠中は胃の粘膜がはがれやすい状態であることが分かりますが、これを改善させるには胃の粘膜を保護する食材がおススメです。代表的なのが牛乳と大根で、牛乳には胃酸を和らげ粘膜を保護する働きがあり、大根には消化酵素が多く含まれています。, これらに加えて、胃粘膜の成分でもあるムチンを含んだ、オクラ・納豆・サトイモ・ナガイモ・レンコンなども胃痛の緩和に一役買ってくれるでしょう。野菜やたんぱく質はこの時期お母さんや赤ちゃんにとって必要な栄養ですから、積極的に摂っていきたいですね。, 妊娠後期は子宮の圧迫から少量でもすぐにお腹がいっぱいになりますし、臨月は赤ちゃんが生まれる前に好きなものを食べておきたい!とつい食べ過ぎてしまうことも多いため、食後は座っているのが辛くつい横になってしまう妊婦さんも多いのではないでしょうか。, 食後安静にする事は栄養をたくさん含んだ血液を全身に送る効果がありますが、普段から胃痛や気持ち悪さ・むかつきを感じている方は横にならないようにしましょう。, この時横になると、食べたものや胃液が逆流しやすくなるからです。ただ体の左側を下にして寝ると、胃の入り口や食道が上の方向になるため逆流は起こらず、胃痛やむかつきの発生を抑えられるといわれています。, 妊娠後期は子宮が胃を圧迫して、食事をしてもすぐにお腹がいっぱい、またはお腹が空かないから一食抜いてしまったという方も多いです。, しかし、お母さんはお腹が空いていないとしても、赤ちゃんに送られる栄養が少なかったり多かったりと変動が大きければ、赤ちゃんの成長に影響が出てしまう可能性もありえます。, 3食分の食事を数回に分けるのがおススメですが、仕事を続けていたり忙しくて毎回座ってゆっくり食べられないという方には、一口サイズの消化の良いものを更に少量ずつ用意し、空いた時間に口に入れていく方法もあります。自分に合った食事の方法を見つけて、ぜひ胃痛を改善していってください。, 妊娠後期から臨月にかけての胃の不調や痛みは、後期つわりとも呼ばれます。しかし、つわりに似た症状だからと妊娠初期のつわりのように過ごすのはNGです。, つわり中はホルモンの変化や免疫の働きによって気持ち悪い状態が続くため、無理をせず食べたいものを食べられる時期に食べるという風に過ごしてきた妊婦さんも多かった事でしょう。, しかし、赤ちゃんがお腹の中でどんどん成長している今、同じように食事をしていてはどんどん体重が増えて、出産時に思わぬトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。臨月に入れば赤ちゃんはほぼ成長が完成していますから、この時点で太ってしまった分はほとんどお母さんに付くと考えましょう。, 胃やお腹が痛い時は自然と手でさすっている事も多いです。手の摩擦で温かくなり、痛みが和らいでホッとした経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。, 安定期後は、ホルモン分泌の影響で体が冷えやすくなっています。体が冷えれば内臓機能が鈍り、ただでさえ胃の動きが低下しているところへ拍車がかかってしまい、胃痛やむかつきが悪化します。, 温かい飲み物を意識して飲むようにしたり、ゆっくり入浴すれば次第に痛みも緩和しますが、即効を期待したい時には使い捨てカイロを活用しましょう。肌に直接触れないようにして痛む部分に貼れば、じんわり温かくなってリラックスしているうちに胃痛も治まってくるでしょう。, 妊娠中の胃痛はよくある事ですが、あまりにも強い痛みや便秘・下痢が続いたり突然目がチカチカするようであれば、妊娠高血圧症候群や過敏性腸炎症候群など病気の可能性が出てきますから、放置せずにすぐ病院を受診してください。, 後期つわりとも呼ばれる胃痛や気持ち悪さに苦しむ方の多い時期ですが、これもまた赤ちゃんの成長やホルモン等この時期特有の体の変化が影響しています。, 辛い時病院で相談すれば赤ちゃんに影響のない胃薬を処方してくれますが、それでもやはり薬は使いたくないという方は、胃痛に効果的な食材を取り入れたりストレス緩和など日常生活の見直しから胃痛を抑えていくようにしましょう。胃のトラブルは早く改善して、元気な状態で赤ちゃんと会えるよう、今から対策していきましょう。.