自律神経には交感神経と副交感神経があります。活動時には交感神経が、休息時には副交感神経が活発になります。交感神経が優位の状態では、白血球の一部である好中球、好酸球、好塩基球といった顆粒球が増加することが確かめられています1)。また、急にストレスが加わった場合や交感神経から分泌される神経刺激伝達物質であるノルアドレナリンを直接投与した場合にも、末梢の血液における好中球数の増加が確認され … リンパ球と顆粒球のバランスをコントロールしているのは、自律神経です。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、活動している時や緊張している時には交感神経が優位になり、休息している時には副交感神経が優位になります。そして、 1. 「ストレス」と「働き過ぎ」が免疫力を下げる . あなたも「隠れ冷え性」かも? 低体温にならないために気を付けるべき6つのポイ... 人間の体温は平均で36.5℃くらいと言われていますが、皆さんの体温は何度くらいでしょうか? 近年、生活習慣の乱れから、体温が低い人が増えてきています。 誰にでも起こりうるものですが、一時的に気分が悪くなったり、バランスを崩して倒れるなどの事故につながることもあるので注意が必要... ・睡眠を十分に取りましょう。眠れなくても目を閉じて横になっていれば、副交感神経が優位になります。, ・働き過ぎたと思ったら、すぐに休息を取りましょう。週に一度は「残業なしの日」を作りましょう。. 昨今、免疫に対する注目度は上がってきており、書籍や雑誌などで免疫を上げることの効用などが取り上げられることもしばしばです。その際に免疫の邪魔をする悪者として登場するのは、ストレスではないでしょうか。このストレスが免疫を下げるという話は良く聞きます。では、なぜストレスが免疫を下げるか、今回は免疫と自律神経の関係からその理由について見ていきたいと思います。, 自律神経には交感神経と副交感神経があります。活動時には交感神経が、休息時には副交感神経が活発になります。交感神経が優位の状態では、白血球の一部である好中球、好酸球、好塩基球といった顆粒球が増加することが確かめられています1)。また、急にストレスが加わった場合や交感神経から分泌される神経刺激伝達物質であるノルアドレナリンを直接投与した場合にも、末梢の血液における好中球数の増加が確認されています2)。, 顆粒球は異物を貪食し、自らが発生させた活性酸素によってそれを殺します。しかし、活性酸素は増えすぎると色々と悪い影響を与えます。その一つとして、がんの発生・転移・再発に大きく係わっていることが知られています。また、顆粒球はサイトカインを産生し、過剰に産生された場合には組織を障害することや、さらには過剰な顆粒球(=好中球)はリンパ球の働きを抑制すると言われています3)。, ノルアドレナリンを直接投与すると末梢の血液におけるリンパ球の数が減少することが確かめられています2)。また、慢性的なストレスによる交感神経系の持続的な興奮がリンパ球の動きを制限し(リンパ節からの脱出を抑制)、さらに樹状細胞の抗原提示能やサイトカイン産生能の低下によるT細胞の活性化を阻害する可能性が指摘されています4)。, 以上からストレスは交感神経が興奮させ、その興奮が続いた場合、顆粒球による活性酸素やサイトカインの産生が活発となり、リンパ球の働きを抑制します。つまり、慢性的なストレスを感じている場合とは、がんが発生しやすい状態であり、かつ免疫が低下することにより、その発生や増殖をアシストしているような状態が維持されるということです。, 国立がん研究センターが行った研究により、自覚的にストレスレベルが高いグループは、常に自覚的ストレスレベルが低いグループに比べ、がんに罹患するリスクが11%上昇し、統計的に有意であることが示されました5)。, この結果の全てが交感神経の興奮によるものとは言い切れませんが、ストレスとがん化の関係が明らかになって来ているのは事実です。ストレスが免疫系を含む身体に及ぼす影響は思っている以上に深刻であり、ストレスへの対処について真剣に考えるべき時に来ています。, 自律神経には交感神経と副交感神経があります。活動時には交感神経が、休息時には副交感神経が活発になります。交感神経が優位の状態では、白血球の一部である好中球、好酸球、好塩基球といった顆粒球が増加することが確かめられています, 顆粒球は異物を貪食し、自らが発生させた活性酸素によってそれを殺します。しかし、活性酸素は増えすぎると色々と悪い影響を与えます。その一つとして、がんの発生・転移・再発に大きく係わっていることが知られています。また、顆粒球はサイトカインを産生し、過剰に産生された場合には組織を障害することや、さらには過剰な顆粒球(, ノルアドレナリンを直接投与すると末梢の血液におけるリンパ球の数が減少することが確かめられています, また、慢性的なストレスによる交感神経系の持続的な興奮がリンパ球の動きを制限し(リンパ節からの脱出を抑制)、さらに樹状細胞の抗原提示能やサイトカイン産生能の低下による, 国立がん研究センターが行った研究により、自覚的にストレスレベルが高いグループは、常に自覚的ストレスレベルが低いグループに比べ、がんに罹患するリスクが, Benschop, R. J. et al., Brain Behav. 低体温... 冬の朝は布団が恋しく、なかなか起きることができないもの。温かい寝床と決別してすっきり起きるためには、一体どうすれば良いのでしょうか? 「免疫力が高い人は病気にならない」「免疫力が高い人は疲れが残らない」といった話を聞いたことはありませんか? 今回は、免疫力とは一体何なのか、そして免疫力を高める方法についてご紹介します。, 免疫とは、人の体に備わっている「病気に対するバリア機能」です。細菌やウイルスの侵入を防いだり、がん細胞を攻撃したりするのも、免疫の役割。そして、免疫を担っているのが白血球です。白血球には、主にリンパ球と顆粒球(かりゅうきゅう)の2種類があります。リンパ球はウイルスやがん細胞などと戦い、顆粒球は細菌などと戦います。, 免疫力の高さには、白血球の中のリンパ球と顆粒球のバランスが大きく影響しています。具体的には「リンパ球が35%、顆粒球が60%」の状態が、最も病気にかかりにくい状態と言われています。病気にかかりやすい人や疲れが残りやすい人は、このバランスが乱れて免疫力が低下している可能性があるのです。, リンパ球と顆粒球のバランスをコントロールしているのは、自律神経です。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、活動している時や緊張している時には交感神経が優位になり、休息している時には副交感神経が優位になります。そして、交感神経が優位になれば顆粒球が増え、副交感神経が優位になればリンパ球が増えます。 ストレスが続いたり働き過ぎたりすると、交感神経が優位な状態が続くため、顆粒球が増えてリンパ球が減ってしまい、その結果として免疫力が下がってしまうのです。, このような状態にならないためには、交感神経が優位な状態を続け過ぎないこと、副交感神経を優位にすることが必要です。そのためには、以下のことを実践しましょう。, 「病気のほとんどが、交感神経の緊張による顆粒球の増加(リンパ球の減少)が原因」という説もあるそうです。 また、「おおらかでゆったりとした人は長生きする」と言われますが、これは「副交感神経が優位な人は長生きする」と言い換えることもできそうです。副交感神経が優位になり過ぎても健康を損なってしまいますが、現代人の多くは、過度のストレスや働き過ぎによって、交感神経が優位になり過ぎているようです。 私たちが持続的な強いストレスを受けると、脳からストレスに反応してステロイドホルモンや神経伝達物質が分泌され、白血球中のリンパ球や細胞の働きを低下させます。(動物実験で実証) では免疫力を上げるためにはどうしたらよいでしょうか。 朝起きたらカー... 急に起き上がった時の立ちくらみ。 ストレスをためず、しっかりと休息を取って、健康で疲れにくい体を手に入れましょう。. Immun., 10, 77-91, 1996, https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8811932, https://doi.org/10.1038/s41598-017-13362-8. リンパ球に関する臨床的意義は少ないようです。 b.リンパ球の減少する病態<リンパ球減少症> 臨床的に重要となる絶対的リンパ球減少症は、成人では1000/μl 以下、乳幼児では1400/ μl 以下が目安とされて … リンパ球が少なくなる原因には、血液の病気や感染症、膠原病(こうげんびょう)、ある種の薬、栄養不良など様々なことがあります。 同じ白血球の好酸球や好中球などの増減が、参考になることもあります。 今回は、リンパ球が少ない原因や疑わしい病気などについて解説していきます。