▲7七銀 △7二玉 ▲6六銀 △8二玉 ▲5八金右 △7二銀 Copyright© また、初手▲7六歩に対し、二手目△8四歩とされた場合には組めない先手石田流とは補完関係にあるため、石田流三間飛車を得意とする振り飛車党の△8四歩対策として用いられることもある。, 「ゴキゲン中飛車」という一風変わった戦法名は、近藤自身ではなく、将棋世界編集長の大崎善生が命名したものである。命名の現場にいた先崎学によれば、経緯は以下の通りである[2]。, 近藤が中飛車で好成績を残し、若くして戦法書を出すことになった。そこで、戦法の名前をどうするか近藤を除く何人かの棋士と編集者が集まって会議をしていた。しかし、近藤はまだ知名度が低いので、近藤流のような凡庸な名前では売れそうもない。議論が難航するうち、大崎が「近藤君はいつ見てもご機嫌な男だ。だからゴキゲン中飛車でどうか」と言い放った。大胆な発想に一同驚いていたところに偶然にも近藤本人が通りかかった。会議のメンバーからゴキゲン中飛車という名前はどうか聞かれた近藤は、満面の笑みで「いいっすねえ」と即決。これで戦法名が決まった。, なお、先崎が戦法名の命名者であるとの誤解が一部[誰? 2020 All Rights Reserved. -中飛車 ところが第10期竜王戦で決勝トーナメント入りを決めると強敵相手にベスト8まで勝ち上がりました。また、平成16年度の年間勝率(0.822)は過去最高の中原先生の記録(0.855)を更新する勢いでした。  中飛車, 美濃囲い, 穴熊, ゴキゲン中飛車, 囲い, 2019/08/31   Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. ゴキゲン中飛車vs 5八金右超急戦の自戦記です。将棋倶楽部24でのレーティング約2000同士の対局で、後手のゴキゲン中飛車側がじゅげむです。超急戦定跡の基礎知識、ポイントとなる課題局面についても書いています。実戦でよく現れる局面なので、ゴキ ゴキゲン中飛車は単純だけど対策するのは難しい。 なんてお得な戦法なんでしょう笑。 ⑤攻め将棋なので、勝ちやすい. AIと人間しか将棋は指さないのだから、使うのは仕方のないことなのだが……自分にとってAIとはあくまで勉強法の一つというカテゴリでしかないし、人間が下に見られている気がしてならないのだ、作ったのは人間なのに。, ただ、もうそれが当たり前となってきているので、自分が古き人間で敏感なだけかもしれない。, 今回はゴキゲン中飛車衰退についてと何故勝てないかの手順の基本図、一例として美濃囲いを取り上げたいと思う。, それにしても、今の子供に10年前は振り飛車ならゴキゲン中飛車が一番有力と話したら信じてくれるのだろうか。, 四間飛車には居飛車穴熊を組むと言うのがこの頃の常識で、四間飛車の勝率が思わしくなかった。3~4割だったと記憶している。, 奨励会試験は1回目というのもあって、受かる気はしていたものの、1勝3敗であえなく一次予選通過ならず、この頃は4勝通過3敗失格というかなり厳しい時代だった。, なので、2回目の奨励会までに早石田とゴキゲン中飛車を覚える(早石田も、7四歩という新手が出て勝率が5割を超えていた気がする)。, これは2回目も2勝3敗で失格と、実力不足なので仕方ないのだが、悔しくて仕方がなかったのは別のお話。, ともかく、今まで指していた戦法である四間飛車を辞めて他の戦法を指さないと勝てない時代だった。, 居飛車が振り飛車より優秀とは言わない、しかし四間飛車と三間飛車が勢いを取り戻し、5割越えとは行かないが、様々な指し方によって居飛車相手に善戦している。, AIの発達によって、ゴキゲン中飛車が超速で容易に作戦勝ちになることがわかってしまったのだ。, 確かに、振り飛車において、評価値-スタートはデフォルトで、四間飛車や三間飛車でも-に殆どなる。, だが、ゴキゲン中飛車だけ明らかにおかしく、例えば銀対抗の初期値は-300以上振れて先手有利になる。, ▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Kindle Unlimitedに登録すれば今なら30日間無料で棋書が読み放題!気になる棋書をチェック!, 図1-1はゴキゲン中飛車の基本形です。5筋の歩が五段目まで伸びているのが特徴で、中飛車を指すのなら、通常はこのゴキゲン中飛車の形を目指していくことになります。この記事でも、基本的にはこのゴキゲン中飛車の形での指し方を解説しています。, ゴキゲン中飛車は、基本的には後手番で使う戦法です。まずは後手番でゴキゲン中飛車の陣形を目指す手順を、最初の一手からしっかり確認していきましょう。指し方を知らないと、序盤からいきなり隙を突かれて不利になってしまうこともあるので注意しましょう。, 先手番で中飛車を指す場合、初手▲5六歩から進めるのが一般的です。この指し方は「先手番中飛車」と呼ばれ、ゴキゲン中飛車とは区別されることもあります。先手番中飛車とゴキゲン中飛車での駒組みの違いを見ていきましょう。, ゴキゲン中飛車という戦法名の由来に疑問を持ったことのある方も多いのではないでしょうか?ゴキゲンというネーミングはいったいどこからきているのでしょう?これは、ゴキゲン中飛車という戦法を開発した近藤正和先生のいつも明るい性格に由来しているとされています。, ゴキゲン中飛車という面白いネーミングは多くの方に定着していると思います。由来は20年ほど前までさかのぼり、近藤正和六段(当時五段)の活躍に関係することはご存知ですか? (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「対ゴキゲン中飛車 ▲4五歩位取り戦法」とは、『GAVA角の急所』のGAVAさんが「ゴキゲン中飛車対策」に考えた居飛車の新戦法です。(対ゴキ中▲4五歩位取り戦法図), 今では「超速▲3七銀戦法」や「糸谷流右玉戦法」など居飛車側に有力策が登場しましたが、2006年代には居飛車にはそのような対策はありませんでした。 当事の戦法事情では、それほど有力なゴキゲン中飛車対策がなく、居飛車が居飛車らしく攻める戦法はこの「▲4五歩位取り戦法」ぐらいしかなかったのです。, 当事のプロの将棋でも何局かひっそり登場しましたが、結局2019年のプロ棋界には姿を残す事のできなかった戦法です。, ですがこの戦法、序盤にかなりのハメ手があり、ゴキゲン中飛車をあっさりハメて勝ってしまう変化も多々あります。(ハイライト図), ハイライト図からは、△同歩と取れば▲5五銀で先手有利。 他にハイライト図で△同角なら▲2四飛で2筋を破って先手十分と言う結論になっています。, 今後この戦法については、再び詳しく書き直して再公開する予定です。 再公開の時までに、元となるこの研究kifファイルをダウンロードできるように公開しておきます。, ネット将棋の「ゴキゲン中飛車対策」で一時ブームを起こした戦法なので、気になる方は一度試してみてはどうでしょうか?, ▽『対ゴキゲン中飛車 ▲4五歩位取り戦法まとめ』解説付きkif、zipファイル ダウンロード▽, マイナー将棋ブログ 作『▲4五歩位取り戦法まとめ+新型▲7八銀型.zip』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。 https://minorshogi.com/cheerful-central-rook-45p-vanguard-kif/にある作品に基づいている。, ▼kifファイルの再生方法▼ ダウンロードしたkifファイルは「柿木の将棋ソフトウェア」のフリーソフト「kifu for windows」でパソコン上で再生する事ができます。, Androidの方は「Kifu for Android(無料版)」で再生する事ができます。 「Kifu for Android Pro(有料版)」を使うと、PC版用のコメント付kifが文字化けせずに読めるようになります。, 1.「対ゴキゲン中飛車 ▲4五歩位取り戦法」の序盤の手順をまとめたkifファイル。 中盤の手筋集、9局の実戦譜。, 2.2015年に新研究された「▲4五歩位取り戦法▲7八銀型」の序盤の指し方まとめ。(▲7八銀型図), 上の図のような▲7八銀型左美濃に組めれば、通常の舟囲いよりも強く戦えるので、この形に組めれば先手は今まで以上に戦えます。, 実戦で何度も指してみましたが、この▲7八銀型の威力は強力です。 上の図からの△6五銀には▲4四歩と突けば強烈なカウンターが炸裂!, 2019年 8月1日に動画での試し読みを追加しました。 新ブログに移転するにあたって、再掲載のため同梱した実戦譜の全ての対局者様の許可を取り、さらにクリエイティブ・コモンズ表記の許可も対局者様に得ました。 有難う御座います!, 2015年 2月28日に加筆修正をしました。 「▲4五歩位取り戦法まとめ」・「▲4五歩位取り▲7八銀型」この両方の細かい手順を加筆修正して「対△6五銀急戦」について掘り下げました。, この戦法は難しい局面も多いですが、これを体得すれば、憎きゴキゲン中飛車党に一泡吹かせるのも夢ではありません。 是非興味があれば実戦で採用してみて、この戦法の楽しさに触れてみるのは如何でしょうか?, ●Twitter(ツイッター) @Maina_ShogiBlog Follow @Maina_ShogiBlog, ”クリエイティブ・コモンズ・ライセンス”
マイナー将棋ブログ 作『▲4五歩位取り戦法まとめ+新型▲7八銀型.zip』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
https://minorshogi.com/cheerful-central-rook-45p-vanguard-kif/にある作品に基づいている。, 将棋のマイナー戦法について紹介しています。 ゴキゲン中飛車⑦~銀対抗 後手穴熊編~ 美濃崩しの手筋②~端を絡めた攻め~ 美濃崩しの手筋①~ 6二銀~ ゴキゲン中飛車⑥~銀対抗 後手金美濃編 あず流の新機軸~ 最近のコメント. ▲3七銀 △5三銀 ▲4六銀 △4四銀 ▲7八銀 △6二玉 ゴキゲン中飛車超急戦の変化について見ていきたいと思います。超急戦はその名の通り、大乱戦の変化ですね。いきなり飛車・角成り合って、終盤を迎える変化です。一手でも間違ってしまうと、一気に悪くなったりしてしまいますが、そのスリルがまた面白かったり 先手番と後手番で、指し方が微妙に変わってくるから要注意だね!ただし、基本的には先手番も後手番も、途中からは似たような形に合流することが多いよ!, ゴキゲン中飛車の囲いと攻め筋をしっかり理解すれば、初心者レベルなら負けなしになるはずだよ!攻めと守りのバランス感覚をつかめるようにがんばろう!, 相振り飛車では、向かい飛車>三間飛車>四間飛車>中飛車の順に有利とされているよ!向かい飛車は相手の玉頭を直接攻められるから指しやすいんだ。. 流」急戦矢倉の駒組みと狙い筋とは?, 矢倉は将棋の純文学!相居飛車で人気の戦法「矢倉」の基本を学ぼう【はじめての戦法入門-第18回】, 焦らず、ゆっくり攻める。大流行中の「角交換型振り飛車」のポイントをご紹介!【はじめての戦法入門-第17回】, 「角交換型振り飛車」を指しこなすための4つのポイントをご紹介!【はじめての戦法入門-第16回】, プロ棋士・女流棋士へのお仕事依頼, 攻め好きなあなたに「ゴキゲン中飛車」をご紹介。序盤で気を付けたい2つのポイントとは?【はじめての戦法入門-第5回】. -中飛車 第4図から居飛車は 4二銀からの急戦策と 4四歩~ 4三金とする持久戦策に分かれますが、今回はここまでにしたいと思います。 では今回のポイントです。 「ゴキゲン中飛車」の序盤は「5筋の位を早く取る」 積極性が魅力でもある「ゴキゲン中飛車」。 マイナー戦法 • 対ゴキゲン中飛車 ▲4五歩位取り戦法 • 棋譜ファイル集 ダウンロード. ゴキゲン中飛車に対して、銀を3七銀、4六銀と繰り出し速攻を狙う戦法が超速3七銀です。 相手の角頭を攻めていきます。 ここから相手は角を捌いたり、飛車先交換したりと研究将棋、乱打戦になりやすい … ゴキゲン中飛車vs 5八金右超急戦の自戦記です。将棋倶楽部24でのレーティング約2000同士の対局で、後手のゴキゲン中飛車側がじゅげむです。超急戦定跡の基礎知識、ポイントとなる課題局面についても書いています。実戦でよく現れる局面なので、ゴキ その中飛車は市民権を得てゴキゲン中飛車と名付けられました。名付け親は『聖の青春』の著者の大崎善生さん。近藤四段(当時)の性格から命名されたとか。快進撃+棋士の性格が戦法の名前になるなんて前代未聞でしょうね!, ゴキゲン中飛車の駒組みを覚えたら、次は囲いの組み方を見ていきましょう。ゴキゲン中飛車でよく使われる囲いはいくつかパターンがあるので、少しずつレパートリーを増やしていくのがいいでしょう。, ゴキゲン中飛車の囲いを覚えたら、いよいよ相手陣を攻める順を見ていきます。ゴキゲン中飛車の基本の狙いは、5筋に戦力を集めて中央突破を狙いつつ、機を見て角交換をして敵陣に角を打ち込むことです。ゴキゲン中飛車の攻めの感覚を身に着けましょう。. また今回から、研究記事を読み進めやすくするためにkifファイルを配布することにした。記事と同時に読み進めて、理解の助けにしてほしい。, さて、第一回の記事では次のようにゴキゲン中飛車を分析した。 ゴキゲン中飛車の主張は△5五歩の位で、その位によって生じる隙を封じて持久戦になるのが理想の展開だ。また、その具体的な形として下図を挙げた。  △5五歩と位を取れるのはノーマル中飛車と違うゴキゲン中飛車の特権。そこから△4四歩~△4三銀と角頭を守れば、先手の駒組みを制限した上で弱点を消し、安定した持久戦にできる、というわけだ。  しかし、本来超速はこの展開を許さない戦法である。つまり、▲4六銀が▲3五歩や▲4五銀の角頭への攻めを狙いながら、防がれても5筋の位を狙う好位置となっている。上図のように後手の主張が通るなら、超速はそもそも戦法として成り立たないことになる。そこで今回からは、後手が上図のような形を目指した時の攻防について研究していく。, 本記事の基本図は下図。  後手は△4二銀から△4四歩として、△4三銀型を作ろうとしている。また、後手は△4二銀に代えて△3二銀も考えられるが、△4三歩△5四銀の駒組みの余地をなくして少し損だ。  本記事では居玉△4二銀△4四歩型と題して、基本図以下の攻防を扱う。先手は急戦を目指すので▲4六銀と▲3五歩が候補手になる。順に見ていきたい。, ▲4六銀は▲5五銀と後手の△5五歩を取る手を見せながら▲3五歩という角頭への攻めを狙ったもの。通常このような二つの狙いがある手は受けにくいものだが、△4五歩(途中図)が5五に角を利かせながら▲3五歩を実現させない好手。▲同銀に△4三銀(第1図)が後手の狙いである。後手は一歩損だが、先手の銀は身動きがとりにくい。とはいえ銀を引っ張り込んでいる意味もあり、先手の攻めがあれば一気につぶれる形。先手は攻めに活路を見出したい。, ▲4五銀と引っ張られたからには▲3五歩とつっかけるのは自然な発想。▲3四歩と押さえて先手好調のようだが、後手からは△4四歩と銀を捕獲する手があり忙しい。銀を引っ張り出した効果が表れている。  △4二角に▲5六歩と自玉周辺からつっかけるのは怖いが、△5六同歩なら▲1一角成△5七歩成▲7八玉(変化図) で先手指せる。自玉も怖いが馬と▲4五銀がいるので後手へのプレッシャーのほうが大きく、後手の居玉が祟る展開だ。  そこで冷静に△4四歩。後手は銀を召し取ることに成功した。先手は暴れられるか。, 第2図以下の指し手 ▲5五歩△4五歩▲2四歩△同角▲2二歩△3四銀▲2一歩成△5六歩▲1一と△6二玉(結果図), ▲5五歩に代えて▲5五角は△同飛▲同歩△4五歩の二枚替えで先手の手が難しく不満。▲2四歩△同歩(同角)▲2二歩も△5六歩(変化図)とされると後手の攻めのほうが急所に刺さっている。  先手は▲5五歩△4五歩に▲5四歩と突きだしたいが、△6四角とされると先手が困る。▲5八飛と回る手が一見味が良いが、△4四銀打とされると先手からは二の矢がない。  そこで先手は▲2四歩と突くしかない。△同角が▲6八玉を睨んでいて気持ち悪いが仕方がない。▲2二歩の攻めに△3四銀と垂れ歩を払い、▲2一歩成に△5六歩と垂らすのが急所。結果図となれば二枚替えでも、攻めている場所が違い先手不利だ。, ▲3八飛から3筋を交換して先手はとりあえず銀が捕獲されることがなくなった。ひと段落ついたといったところだが、△5六歩(第3図)がそれを許さない機敏な捌きだ。以下、 A.▲同銀△8八角成▲同銀△4四角▲4五飛△3三桂▲4四飛△同銀(変化図A) B.▲3三角成△5七歩成▲7八玉△3三桂▲同飛成△4二金▲3六竜△5五角(変化図B)が考えられる。 変化図はどちらも難解。難解ではあるが、先手としては角頭を攻めようとしたのに△5六歩と捌かれ、歓迎な変化ではないだろう。, 基本図から▲4六銀△4五歩▲同銀△4三銀に一気に攻めかかるのは戦果が上がらなかった。とはいえしばらく駒組みを進めるのも、後手玉が堅くなり先手から仕掛けにくくなってしまう。やはり▲4五銀△4三銀の形は先手が動きにくい格好なのである。  そこで今度は第二の手段、基本図から▲3五歩を見ていく。, 先に3筋を突き捨て、▲4六銀と出るのが先手の工夫。これなら△4五歩には▲3五銀とこちらへ進むことができ、この攻防は後に解説する。その前に、後手がこの形の常套手段である△3六歩と指すとどうなるかを調べていきたい。歩を取られるのを防ぐ自然な一手だ。, 第4図以下の指し手① △3六歩▲2六飛(途中図)△4五歩▲3五銀△5六歩▲同歩△8八角成▲同銀△5六飛(第5図), △3六歩に▲3五銀や▲5五銀と突進すると△3七歩成▲同桂△3六歩で先手が困る。そこで△3六歩に▲2六飛が部分的にもよくある手筋。後手からの△3七歩成▲同桂△3六歩を防ぎ、銀を動かせるようにしている。先手は次こそ▲5五銀があるので、このタイミングで△4五歩から△5六歩と捌く。第5図になって後手の狙いは△5七角。, 第5図以下の指し手 ▲5七歩△6二角(途中図)▲4四角△同角▲同銀△5四飛▲3五銀(結果図), △5七角を防ぐ▲5七歩だが、△6二角が鋭い一手。初めに△3六歩▲2六飛の交換を入れたせいで、▲2六飛が狙われやすい駒になってしまっている。結果図まで先手に変化の余地はなく、形勢はまったくの互角。先手としてはやはり捌かれるのは気に入らない。, 第4図以下の指し手② △3六歩▲5八金右(途中図)△4三銀▲3八飛△5六歩▲同歩△同飛▲3六飛(第6図), ▲2六飛は後手に捌きを与えて危険。▲5八金右(途中図)と5七に数を足し、▲3八飛とこちらから歩を取り除きに行くのが後手の捌きを警戒した指し方だ。後手は角を捌こうにも、▲3八飛に△4五歩▲同銀△5六歩は▲同銀で問題ない。▲2六飛ではなく▲3八飛なので角で狙われないのだ。 仕方ないので後手は目標となっている5筋の歩を交換したが、先手も3筋の歩を回収した。, 第6図以下は、 A.△6二玉なら▲5七金とし、△5二飛(△7六飛なら▲3三飛成~▲6五角)に▲3四歩△4二角(△2二角は▲2四歩)を利かせて▲5五銀(変化図A)として後手の駒を制圧し先手有利。それを防いでB.△3四歩も▲5七金△5二飛(△7六飛は▲6六金△7四飛▲6五金△8四飛▲7八玉で飛車が狭い)▲3七桂(変化図B)の要領で駒を活用しながら抑え込めば先手有利だ。, このように、▲3五歩△同歩▲4六銀に△3六歩は、▲5八金右と備えれば後手は角を捌けず、後手の苦しい展開となる。, やはり後手は捌きにかけるしかないようだ。そこで、△3六歩に代えて捌きに出る手順を見ていきたい。, 第4図以下の指し手③ △4五歩▲3五銀△5六歩▲同歩△8八角成▲同銀△5六飛(第7図), △4五歩から△5六歩が定番の捌き。△4五歩に▲同銀は△4三銀で先の変化に合流し、先手不利なのは先述の通り。また、△8八角成に代えて△5六飛は、▲4四銀△1五角▲1六歩△2六角▲2四歩(変化図) とすすみ先手優勢。△2四歩には▲2七歩だ。  第7図になって後手は△5七角と△5五角を狙っている。先手は同時に防がなければならないが、どう防ぐのがいいだろうか。, ▲6六角は△5七角を防ぎつつ敵陣にも利かせてよさそうな手。しかし、△6六飛▲同歩△6二玉(結果図)が三手一組の好手順である。 結果図の後手の狙いは△5六角や△6四角、△5六歩などで、これがどうにも防ぎにくい。とくに△5六角は許せないが、▲7八金は△5六歩の垂れ歩が厳しい。また両方を防ぐ▲5九飛には△7二玉(変化図), と角を渡した時の▲4四角を緩和しておき、依然後手からは狙いが多い。△5六歩から△7四角や△6四角などだ。結果図は、先手が局面をまとめられず後手有利。, 第7図以下の指し手② ▲5七歩△3六飛▲4四銀△2二角▲7七角△3四飛▲5五銀△3二金(結果図), ▲5七歩も自然な手だが、△3六飛と回られるのがいやらしい。▲4四銀に△2二角も鋭い一手で、▲7七角を強制させる。ここを▲3三歩という小技もあるが、△同桂とされると△2五桂があり▲2四歩とは突けない。△同桂に▲6六角も△3四飛や△3二金で後手大丈夫だ。 結果図まで進むと、先手の銀の位置が中途半端で玉形も悪く、後手は歩が切れている。後手大満足の進行だ。, ▲7八玉とあえて5筋を放棄するのがとっておきの一手。  △5七飛成は、▲6五角で先手良し。後手は飛車を成れたものの、動くことができず、△6四角にも▲1八飛で大丈夫。後手陣に隙が多く、駒を使って受けずにその駒を攻めに使ったほうが優位を狙えるのだ。, 第8図以下の指し手① △3六飛▲4四銀△2二角▲3三歩△同桂▲2四歩△2五桂▲3三歩(結果図), △3六飛は▲7八玉に代えて▲5七歩のときに有力だった手段だが、同様に進めて最後の▲3三歩が打てるため先手優勢。▲5七歩と打っているとここで歩切れで、さらに▲5八飛が王手にならなかった。この△2二角が利かないなら▲2二角や▲6五角と先手から打てるので先手有利だ。 また、△3六飛に代えて△7六飛▲7七銀△3六飛も同様の展開で先手有利。7六の歩は取られても、自然と壁銀を解消できるので先手が損をしているわけではない。, 第8図以下の指し手② △5五角▲3七歩△3六歩▲2六飛(途中図)△5七飛成▲5八金右△5六竜▲2四歩△同歩▲同飛(結果図), △5五角は飛車のコビンを狙って怖い手だが、▲2六飛(途中図)がぴったりの守り。竜は作られたが途中で△5七歩と打たれても▲6八金右でなんともなく、結果図となり先手有利。あとは後手の隙をついて馬を作ったり竜を消したりしていれば、駒の働きと玉形の堅さで自然と良くなる。, 以上で、居玉△4二銀△4四歩型の解説を終わる。本記事では後手が5筋の位を取りかつ△4四歩△4三銀型を作ろうという欲張りな構想を見せたが、超速の餌食となった。後手は先手の攻めを受け止めることも軽く捌くこともできず、▲6八玉型で素早く銀を繰り出すという超速の形の良さが如実に現れた展開で、後手はさらなる工夫が必要なようだ。  次回は、後手が同じように△4四歩と止める形でさらなる工夫を見せる、菅井流などを研究していく。, ゴキゲン中飛車を居飛車をもって対策する上でまず、ゴキゲン中飛車はどういう戦法なのかを、ノーマル中飛車と比較することで分析します。ゴキゲン中飛車の駒組みの特徴を捉えたうえで、対策を考えていきましょう。, プロでも多く指されている銀対抗の後手金美濃に対して、先手の新機軸を解説します。これで銀対抗は必勝!, 棋書では紹介されない形ながら意外と手ごわい、先手二枚銀に対する後手穴熊を攻略していきます!.